澎湖島情報 澎湖島は台湾のハワイと言われています。

*澎湖島情報 澎湖島は台湾のハワイと言われています。

  

  言われてますと言っても、澎湖県観光局がキャッチコピーとして言っているんですが、緯度が同じくらいであることがその根拠かも知れません。ハワイを意識して、そのくらいグローバルになりたいという願望が、込められているように思われます。ハワイについてはあまり知りませんが、きっと、ハワイはそんなに強い風は吹かないかも知れません。今日は風についての情報をお届けします。

  澎湖島(ポンフー)では、10月の半ば頃から風が強くなり始めます。最初のうちは三日に一日くらい強い風が吹き付け、それが二日に一日くらいを経て、一日おきになり、やがて、二日続けて一日休みへと変化し、三日続けて一日休みはピークのパターンです。それからその逆に、また間隔が空いてゆくという感じです。去年の経験だけでこれが澎湖島だと言っても良いのかためらいも感じますが、去年は3月には風も止みましたね。4月からはもう夏が始まっています。きっと風も吹いているんでしょうけど、冬ほど強くないのと、夏の風は熱さを吹っ飛ばしてくれるので歓迎されています。

  さて、この風は勿論澎湖島を特異なものにしています。恐らく台湾ではここだけだと思いますが、風車による風力発電が行われています。自然の中に人工の巨大な建造物ですから、自然破壊だという声が上がったかどうかは知りませんが、出来てしまうと妙に風景にとけ込んでいます。この風の強いところでこれがないのがおかしいと感じるくらいです。恐らく反対などなかったのではないでしょうかね。そして意外なことに風車(それはオランダの風車のようではなく、飛行機のプロペラの如し)はゆっくりと回っています。あまりにゆっくりなので、ちゃんと発電が出来ているのだろうかと心配になるほどです。中屯という島にあります。これも観光コースの一つになっていて、その真下に行くことが出来ます。

  現在8台の風車が回っていますが、一見の価値がありますよ。その外に火力発電所があり、3本のカラフルな煙突が立っていますが、澎湖島は風力発電が主で、火力は補助的なものになって行くかも知れません。

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