澎湖島の魚は新鮮です。取れすぎると干し物にします。

これは鯖です。この魚をさしてサバといったら通じました。日本統治の影響があるので、日本語がかなり台湾語の中にも入ってきています。

熱湯に通してから補しているのもありますが、これは生の丸乾しのようです。

この魚は何でしょうね。石鯛でもないし、スズメダイの仲間? チョウチョウウオの一種?同じものの中に一匹違うのも潜り込ませて、調和を乱して絵にしているのはプロの業ですね。

サバや鰹やマグロなどの日本でおなじみの魚も沢山ありますが、赤や黄色、青いのまでちょっと手が出ないような魚もあります。あまりなまで食べるという習慣はないので、アワビを蒸したり、ウニを卵とじにしたりして、オイオイこれは生だろう!と思わず言ってしまいそうです。もちろん魚はどれも新鮮で、うまいです。新鮮な海の幸は澎湖島中国語留学の副産物です。港の近くには水族館と間違えてしまうような水槽がずらりと並んで、その前を通ると「食べて行け!食べて行け!」と声が掛かります。そんなことを言ったって、こういうのは高いし、それに揚げるか煮るか、蒸すかと調理法を聞いてくるから面倒くさいんだよな。ある学生は大きな伊勢エビを料理して貰いました。伊勢エビの他にスープは何を、他の料理は何をと次から次に聞いてきます。食道楽の中国人にとてもかないません。懐がすぐに寂しくなるので、お金持ちの人以外はやめた方が良いと思いますよ。10人くらいいるなら12個道菜という12の料理が出てくる中華料理のフルコースをお願いすれば、一人300元から400元くらいで満腹になりますのでお勧めですね。こういうお店は台湾人と同伴しないと仕切るのが難しいです。



当HPで使用している写真は澎湖島の写真家 李振龍氏によるものです。縮小してあるのが残念ですが、澎湖島に来たなら彼の作品が絵はがきとして売られていますので解像度の高い写真を手にいれて下さい。http://www.daisy-island.idv.tw/ ←彼のHPですが、繁体字の中国語にしないと画面が出てきません