行くべき所・二嵌(アーカン)にある古い住居

  今、澎湖島では観光資源の保全がなされていますが、は多額の費用が投ぜられて、古い町並みが再現されようとしています。

  元々この部落は薬商を営む人たちが多く、その家構えもなかなか立派なものがあります。中でも陳家の住宅は当時の富豪の様子をかいま見せてくれます。

  ここに入るには入場料が必要ですが、せっかく入場料を払ったのだからとどん欲になめ尽くすように見回っていたら、なんと一番奥の部屋でご老人が昼寝をしていて、私たちの気配でむくっと立ち上がられたのには、びっくりしてしまいました。

  その方は陳家の御当主・陳金練さんで、80歳に近いですが、日本語をべらべらと話されて、いろいろと解説してくださいました。ちょっと時間の関係であまり長くおられなかったのですが、ご本人は日本語が使えるのがうれしいのか、私たちを捕まえて話そうとしないような歓迎ぶりでした。また日を改めてゆっくり聞きたいと思いました。

  澎湖島に来たら、是非このアーカンに来て、陳さんとお話ししてみてください。

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