澎湖島に温泉の湧出する可能性

こんな美しい島に温泉が湧いたらどれ程多くの人が来るのだろうか?

本当は知る人ぞ知るの方が良かったのではないかとも思いますが、それは身勝手かな?
この写真の島は桶盤島というのですが、このように規則的な形になるのは結晶構造だからです。玄武岩と言って外見はちょっと分かりませんが、中は黒い色の火成岩です。

澎湖島のあちこちで見られる柱状節理という岩の規則的な形はマグマが地上に出てきて、急速に冷やされて結晶構造で固まったためであると言われています。成る程それを上から見ますときれいな6角形をしています。雪の結晶もそうですが、水晶なども結晶構造なので6角形をしています。そのことは澎湖島が火山活動によって出来た島である事を物語っています。そしてこの写真の真ん中で、切り立つ岩の前に、蓮の花の(この写真でははっきりしませんが)ような形をしているところがあるのですが、それは噴火口であると言われています。確かに澎湖島のどこからも煙の立つ地点はないのですが、火成岩があり噴火口があります。つまりこの下には確実にマグマがあると言う事です、温泉に必要なのは水です。この点で澎湖島は山がないために雨があまり降りません。時には水不足に陥って、台湾本土から船で水を運んできたりしています。それであまり地下水が豊富であるとは言い難い状況なのですが、そうでもありません。なぜなら周りは全部海ですから、海水に起因する水が豊富にある可能性があるのです。水があり熱源があるとすれば、後は掘削技術の如何と言うことになります。玄武岩は非常に緻密のように見えますが、それ程硬い岩ではないようです。

  とりわけ日本人は温泉が好きですね。こちらの人たちは風呂に浸かるという習慣がないのですが、日本人はシャワーだけというのは耐えられません。まして温泉があちこちに出来て、更にはスーパー銭湯なるものも林立している近頃は、週に一回は温泉に浸かりたいと思うのも不思議ではありません。澎湖島に中国語の勉強のために留学する人たちが食べ物はなんとでもなるけれども、温泉に入りたいと切実に訴える人がいるのは理解できるところです。つくづく温泉に入りたいなぁと思うこの頃です。

このHPは見かけよりも留学に関するかなりの情報があります。じっくりとご覧下さいませ。下の二つのHPも阿甘語言中文科の用いているHPです。  

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/4300/ ・・・台湾で中国語を短期間でマスターしよう!

http://www.geocities.jp/genanyoujijiang2000/  ・・・阿甘語言中文科のホームページ

当HPで使用している写真は澎湖島の写真家 李振龍氏によるものです。縮小してあるのが残念ですが、澎湖島に来たなら彼の作品が絵はがきとして売られていますので解像度の高い写真を手にいれて下さい。http://www.daisy-island.idv.tw/ ←彼のHPですが、繁体字の中国語にしないと画面が出てきません