費用について・・・澎湖島で観光するのにかかる費用

ここは橋で繋がれていて車やバイクで行くことの出来る西嶼島(シユィダオ)の先端の漁港です。沢山の漁船が集結しますが、漁民は海上雇用契約をした中国大陸の人たちです。今、台湾では漁師になる人がいなくて外国人に依存しています。
 中国語の勉強も良いけれども、せっかく誰も知らない台湾の南の島・澎湖島(誰も知らない台湾。南の島の澎湖島というキャッチコピーは澎湖島観光局が用いているものです)に来たのですから、思いっきり遊ばなくちゃあと言うので、色々な費用を上げておきます。参考にして下さい。
 
 スクーターは50ccなら一日250元、125ccなら一日350元で借りられます。以前は国際免許証でなんとかなりました。台湾はジュネーブ条約に加盟していませんが、国際社会の一員であるという自負もありますから、通用していました。しかし交通事故を起こした場合は立場的に少し弱かったかも知れません。しかし、今年の10月から日本の免許が通用するようになりました。通用すると言ってもきちんと手続きを踏んでこなければなりません。日本でなら、JAFがその窓口になっていて、本人申請が原則ですが、代理人による申請も受け付けてくれるようですから、自分でしなくても旅行社に代理申請してもらうことも出来るかも知れません。JAFに関しては、http://www.jaf.or.jp/ を開き本部・支部マップより最寄りのJAFでお尋ね下さい。台湾でなら高雄と台北にある日本交流協会に行って自分で直接申請するか。代理人を立てて申請を依頼することが出来ます。台湾で貰った 交通事故対策には事故を起こしたら交流協会に連絡するようにと書いてあります。阿甘中文と特約を結んでいるレンタルバイクやさんでは、一週間1000元で1ヶ月3000元です。外国の地で自分の足を確保出来るのはこの上ない祝福です。もうどこに行くのも自由です。くれぐれも交通事故には気をつけて下さいね。特にこちらは車が右で人は左です。それに50ccのバイクでもリミッターがないので70キロ位は出ます。それに二人乗りも違反ではありません。こうしてみると日本とは本当に規制の多い国ですね。こちらに来て初めてそのことに気が付きました。
 
  魚釣りは岸壁や埠頭、又砂浜や岸壁からは禁止されている場所はほとんどなく自由に釣りを楽しめます。船は夜釣りの乗り合い船がでています。夏の期間は650元です。エビ釣りは阿甘語言の近くにありますが、一時間200元で釣れなかったら何匹かタダでくれます。焼いて食べるとかなりおいしいです。魚釣りの道具や餌を買うなら菊島之星という船の形をした建物の近くにある王様釣り具が良いかも知れません。ご主人が日本語を話せます氏、何かと相談に乗ってくれます。ここで夜釣りなどの手配もして貰えます。


  澎湖島から七美島まで船の航路は大きく分けて吉貝島を中心とした北海航路と七美、望安島を中心とした南海航路とがあり、島民の足ともなっている定期航路と島巡りがセットされた周遊コースがあります。吉貝島への定期航路は冬でも毎日就航していて約20分で島に着きます。料金は往復250元で現地には安い民宿があり(一泊400元位)、島で2〜3日遊ぶのも楽しいです。七美・望安島も定期航路がありますが、料金は七美が往復500元で、望安島が400元です。周遊ルートについてはメールでお問い合わせ下さい。

澎湖島には入場料を取るところはあまりありませんが、さすが水族館は経費がかかっているだけに拝観料が必要です。大人が200元です。元水産試験場だっただけあってちょっと学術的な感じがします。月曜日が休館なので注意が必要です。

西嶼(シーユィ)にある西台古堡(シータイグーパオ)は海賊や外国からの侵入を防ぐために清国が作った砲台のある砦ですが、かなり見応えがあります。30元を払う価値があります。しかしここから500メートル位先の所に全く同じ作りの東台古堡(トンタイグーパオ)があり、それは今のところ無料です。以前には道が細かったので観光バスが入れなかったこともあり、料金を徴収していませんでしたが、既に道が広げられて、観光バスなども立ち寄り始めましたから、そのうち料金所などが立つかも知れません。現在無料です。

同じく西嶼(シーユィ)ですが二嵌(甘の所が土)にある陳家の住居の見学が30元です。中国福建省の当時の建物がそのまま保存されており,当主の陳さんが現在なお居住して使用中の建物です。日本語が達者ですので、色々と直接話を聞くことが出来ます。

竹湾の大きな道教の廟の隣に蟹博物館があり、澎湖島は勿論世界各地から集めた蟹が展示されています。70元という入場料がちょっと躊躇いを感じさせますが、興味のある方は覗かれて下さい。その隣にある廟の地下室にはウミガメが7〜8匹飼育されています。おどろおどろしいとはこの事かと言える程怪しい地下の空間にウミガメがいると言うことが何とも奇妙ですが、ここは無料ですので、ぜひ足を運んで下さい。
 このHPは見かけよりも留学に関するかなりの情報があります。じっくりとご覧下さいませ。  


このHPで使用しているイラストは細木真理さんのものです。目も覚めるような写真は
澎湖島の写真家・李振龍さんの作品です。この場を借りて感謝します。