台湾への渡航は3ヶ月以内であればビザを取得する必要はなくなりまし

genanzhi2008-02-03

他の国でもそうかも知れませんが、台湾は不法労働に対してかなり厳しく対応していて、その為に2ヶ月の滞在が可能になる観光ビザを申請しても、台湾は小さな島なので、一ヶ月もあれば十分に回り尽くす事が出来ます等という理由で、なかなか観光ビザさえ発行してくれませんでした。親戚がいたり、語学学校に入学するというような理由がある時には、そう言うビザが発行されました。ところがです。この2月1日からビザなし渡航が3ヶ月になりました。以前の対応を知るものとして驚き以外の何物でもありませんが、実はこれは予期されていた事です。というのは、日本政府が台湾に対して3ヶ月のノービザ渡航を認めていましたから、外交のルールに則って(相互主義というらしいです。)、台湾も同じ条件での滞在を認めたという事です。日本政府も観光に力を入れたためか、或いは他からの要請があったためか分かりませんが、取りわけ台湾に対して、特例とも言える3ヶ月のノービザ渡航を認めたのです。そしてその規制の緩和の理由として、台湾から来た観光客はその期限内に帰国しており、不法滞在する比率がきわめて少ない事や、外国人による犯罪が問題化する中で、台湾人による犯罪が他の国の人によるものと著しい対照をなしているので、こうした措置が執られたようです。これには台湾の外交部もあわてたに違いありません。先の自動車免許の相互乗り入れに引き続いて、今回のビザの発給に関しての規制の緩和になりました。これは当方にとって実にありがたい措置でありまして、留学する学生にとっても費用や時間の節約、又学習期間の延長に繋がる快挙という事が出来ます。台湾留学がとても容易になりました。皆さん是非おいで下さいね。

  しかし、うっかりしてこの3ヶ月を超えてしまうとちょっとやっかいです。普通、期限が来る前に香港などに出て、再入国するならば、ノービザで3ヶ月の滞在が出来るのですが、一日でも遅れてしまうと、出国時に別室に連れて行かれてとてもやっかいなことになります。下手を知れば予約していた飛行機には乗れなくなるかも知れません。少なくとも一年の間次に入ってくる時に制限下に置かれるでしょう。香港に出国した友人は、そのまま台湾に戻るとすると1ヶ月の滞在しか認められませんでした。そうした場合の奥なる手は逆にビザを申請してくることですが、香港でのビザの申請はとてもやっかいで、銀行の残高証明書が必要です。その方はファックスで送ってもらって事なきを得ましたが、ノービザで3ヶ月なのに、こんなにまで苦労してビザを申請して2ヶ月でした。それで日にちの計算はくれぐれも慎重にお願いしますね。


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